社長メッセージ

日立三菱水力株式会社
取締役社長 谷 清人

カーボンニュートラル実現に向けて再生可能エネルギーの位置付けが大きく変化する中で、水力発電の重要性はますます高まっています。再エネ電源としての価値のみにとどまらず、電圧調整や周波数調整やといった機能により電力系統の安定化にも寄与し、とりわけ『自然の蓄電池』である揚水発電は、風力や太陽光といった変動再エネ導入に伴い課題となる系統制約の緩和に重要な役割を果たすと考えられます。
このような事業環境の中で持続的に事業を発展させていくため、当社はプロジェクト管理、サプライチェーンマネジメント、人財確保といった諸課題について取組むとともに、産学連携など社外とのパートナーシップも通じた技術開発を行っています。

当社のコーポレート・ステートメント"Quest for Nature's Potential"は、「自然の水のエネルギーを安全に効率よく活用する事を探求し続ける」という意志を表したものです。絶えず変化し続ける社会のニーズを敏感に捉え、求められる製品とサービスをお客さまにお届けしながら、自らも成長する、そして低炭素社会の実現と電力の安定供給に貢献し、すべてのステークホルダーを幸福にすることをめざして参ります。


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