社長メッセージ
日立三菱水力株式会社
取締役社長 渡邊 晃彦
世界は今、脱炭素社会の実現という大きな転換点にあります。同時に、エネルギーの安定供給や安全保障、地域社会の持続可能性といった社会課題への取り組みの重要性も、これまで以上に高まっています。
その中で水力発電は、自然の力を活かしながら長期間にわたり安定的に電力を供給できる、極めて重要なエネルギー源です。当社は、水力事業を通じて社会インフラを支え、これらの課題解決に貢献しています。
当社の水力事業は、再生可能エネルギーとして脱炭素へ貢献するだけでなく、電力系統の安定化を支える調整力を有し、地域社会と共存しながら長期的な価値を創出できるものです。これは、環境・社会・経済の調和を目指す当社の経営姿勢そのものを体現しています。
そのため当社は、短期的な収益性のみにとらわれず、長期的な視点に立った人材育成と技術力の強化、誠実なガバナンス、そして地域社会との信頼関係の構築を重視しています。
再生可能エネルギーの導入が進むこれからの時代において、電力系統の安定を支える水力発電は不可欠であり、その価値をさらに高めてまいります。
当社は、カーボンニュートラルへの貢献、技術の承継・進化、ステークホルダーの幸福の追求に向けて、以下の経営ビジョンのもと水力事業のさらなる発展に取り組んでいます。
<日立三菱水力の経営ビジョン>
1.調整力を有する再生可能エネルギーとしての水力発電の優位性を追求し、カーボンニュートラルの実現に向けて社会と環境に貢献する
2.可変速技術をはじめとするソリューションの提供を通じ、100年にわたり受け継がれてきた水力事業を継続的に発展させる
3.社員全員が責任感と誇りを持ち、すべてのステークホルダーが幸福となる会社を目指す
当社の水力事業は、次世代へ安心して引き継ぐことのできる社会インフラを築くものです。
環境と経済、社会と企業価値を対立させるのではなく両立させる――その実現に、これからも事業を通じて取り組み続けます。
今後も中長期的な視点で人材と事業基盤の強化を進め、次の世代に向けて豊かで笑顔あふれる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
