ニュースリリース 2024年

第1回 IEC/WG33会議開催

2024年10月23日

 太陽光発電や風力発電などの変動性再生可能エネルギーの普及にともない、国内外で可変速揚水発電の重要度は増しており、可変速揚水発電に関する規格整備の必要性も高まっています。このような背景の下で、昨年IEC(国際電気標準会議)のTC2(回転機専門委員会)の総会において、長年にわたり可変速揚水発電を技術面および運用面からリードしてきた日本の電力会社と電機メーカが中心となって規格作成を提案し、新規テーマとしてWorking Group33(略称WG33)で検討することが賛成多数で承認されました。

 WG33の第1回会議は2024年10月16日(水)~17日(木)に当社本社で開催されました。各国から可変速揚水発電技術の専門家が参加、当社からは2名 (内1名はプロジェクトリーダ) が参加し、可変速揚水発電に関する規格の構成や用語の定義などについて議論しました。 また、翌日の10月18日(金)には、電源開発(株)殿奥清津第二発電所(2号機が可変速機)の見学を行いました。

 当社は今後も各種の技術活動を通じて、水力発電を活用した持続可能な社会の発展を目指して参ります。

WG33 会議
電源開発(株)殿 奥清津第二発電所入口
電源開発(株)殿 奥清津第二発電所の上池となる田代湖

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