ニュースリリース 2014年

ラオス「ナムニアップ1水力発電所」機電契約締結

2014年06月30日

当社はラオス国のナムニアップ1パワー・カンパニー・リミテッド社からナムニアップ1水力発電所の機電設備工事一式を受注しました。ナムニアップ1水力発電所はコンクリートダムとしてはラオス最大のもので、貯水量は黒部ダムの11倍です。この発電所で発電された電力はラオス国内及びタイ国へ供給されます。
ナムニアップ1水力発電所の機電設備は136MWフランシス式水車発電機2台と18MWバルブ式水車発電機1台により構成され、当社は、水車、発電機、制御装置、変圧器、開閉機器、その他周辺付帯機器の設計、納入から据付、試験までを一括で請け負うターンキー方式で設備を提供します。
今回の受注は、日本国内外における当社の豊富な納入実績に裏付けられた高い技術力と品質に加え、世界最高水準の水車性能等が総合的に評価されたことによるものです。今後、2019年1月末の商業運転開始に向けて工事を遂行していきます。

水力発電は、温室効果ガスの排出が最も少なく、長期間にわたり安価で安定した電力を供給することを可能とする、地球環境および人類社会にとって最もやさしい再生可能エネルギーです。豊富な水力資源を有するラオス国において、日立三菱水力は1971年のナムグム1水力発電所向け工事を受注して以来、40年あまりの長きにわたり同国の水力発電所建設および保守に参画してきました。当社は今後も最先端の技術とノウハウによってラオス国の経済と水力発電の発展に寄与していきます。

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